□まずは発想を変える
いかに残業代を「免れるか」という発想から、いかに残業代を「削減するか」という発想へ。少なくとも、管理監督者にすることで、残業代を免れるという考え方は、今後、通用しなくなります。
□就業規則、雇用契約書を再チェックする
ひな型の就業規則や雇用契約書を使用していませんか?労働時間や賃金は就業規則や雇用契約書で判断されます。会社の実態と乖離した就業規則や雇用契約書では思わぬ落とし穴が潜んでいます。労働時間や賃金をきちんと明示することで、あらぬ紛争を事前に予防することができます。
□労働密度を向上させる
労働密度の向上により残業時間の短縮を目指します。作業の標準化や業務の改善をいかに行うかが重要となります。また、残業を届出制にする等の創意工夫をし、惰性での残業防止を図ります。
□労働基準法を有効活用する
変形労働時間制、休日の振替、休憩時間の延長など、労働基準法の規定を利用することでも残業代の削減は可能です。
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